子供って本当によく熱を出しますよね。
カナダでは日本のようにすぐに病院に行くことはないので、いつもこのままでいいのか不安を感じながら子供の回復を待ちます。
北米で子供の熱の原因でよく耳にするのが溶連菌。
我が家も熱が出る度に何度も受けている溶連菌の検査についてご紹介します。
カナダで発熱したら
2、3日で治るような熱であれば市販のタイレノール(解熱剤)を飲んで様子を見る人が多いです。
それでも熱が下がらなければ、ファミリードクターかウォークインクリニックへ行きます。
ファミリードクターやウォークインクリニックへ行っても、タイレノール飲んでね。で終わることが多いのですが、
熱がある期間や温度によって、溶連菌の検査をしてくれます。
しかしそこでは採取のみで検査するわけではなく、ラボに持っていって検査するそうなので、結果が出るのが2、3日後。
金曜日に検査したら結果が週明け水曜日なんてこともあり、その頃には熱が下がっていますが。なんてことも。
けれど熱が下がっていようと、検査で陽性が出たら、抗生物質を何日間か飲むように指示されます。
親としては、苦しんでいる子供を目の前にして今すぐ薬が欲しいのに!!と何度思ったことか。
そんな私みたいな親にいい情報が!
溶連菌の検査を薬局で受けられて、しかも10分で結果がわかる!
近所のshoppersに行き、処方箋薬局で溶連菌の検査(Strep Test)を受けたいと言うと、
簡単な問診票を書いてすぐに検査してもらえます。
結果は10分ほどでわかり、しかもそこで陽性だったら抗生物質まで出してもらえちゃうという手軽さ!
ただデメリットもあり、カナダの医療費は基本タダなのですが、この薬局での検査は30ドルほどかかります。(保険に入ってればいくらか返金されます。)
具合の悪い子供を病院に連れて行き何時間も待ち、結局何もわからず帰るなんてことも多いので、
学校や周りで溶連菌が流行っていたら、直接薬局で検査してしまう方が負担が少ないかなと思います。
発熱の原因が他にある場合は意味がないのですが・・・
我が家の場合、熱が治らなかったらまずショッパーズで検査をします。
結果が陰性で熱が続いている場合はその後ウォークインクリニックへ行って診てもらいます。
ドクターには薬局で溶連菌のテストをしたことを伝えます。
ウォークインクリニックでは中耳炎になってないか、肺炎、気管支炎ではないかなど診てくれますが、
どれも該当しないと結局お決まりのタイレノール飲んでね。で終わります。
咳止めも処方してくれないし、点滴とか血液検査とかもよっぽどでないとしてくれません。
カナダでは専門医に診てもらわなければいけない状況になった時、何ヶ月も先まで予約が取れないといいます。
カナダに来てから大きな病気や怪我をしていませんが、この状況を聞くと、自分の健康は自分で守らなければいけないなとつくづく思います。