前回の記事では、
カナダの学校におけるPTAの仕組みやParent Networkの役割について紹介しました。
▶ 前回の記事:海外の学校のPTA事情と、我が子たちの学校の場合|カナダ私立校の実体験
今回はその続きとして、
実際にその中で募集されていた「学校ボランティア」について、
我が家がどんなボランティアに参加してきたのかをまとめます。
海外の学校では、
「PTA役員をする」というよりも、
その都度できる人が手を挙げて参加するボランティア制が一般的です。
英語力に不安があっても参加できたもの、
逆に学年が上がって少し大変に感じたことなど、
実体験ベースでお伝えします。
遠足の付き添いボランティア
募集人数と役割
遠足の付き添いボランティアは、
クラスごとに3〜4人程度募集されることが多くありました。
遠足当日は、
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クラスをいくつかのグループに分ける
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その1グループにつき保護者1人が担当
という形で行動します。
低学年の遠足で求められること
低学年のうちは、
付き添いボランティアの主な役割はとてもシンプルでした。
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子どもたちがあちこち行かないよう見守る
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集合時間を守るよう声をかける
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困っている子がいないか気にかける
そのため、
高度な英語力や専門的な語彙はほとんど必要ありません。
「こっちだよ」
「一緒に行こう」
といった簡単な声かけができれば十分でした。
高学年になると少し変わることも
学年が上がると、
遠足先によっては、
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展示内容について質問される
-
ルールや流れを説明する場面がある
など、
ある程度の語彙力が求められることも出てきます。
とはいえ、
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分からないことは先生に確認する
-
完璧に説明しようとしない
このスタンスで問題になることはありませんでした。
学校イベントのボランティア
遠足以外にも、
学校ではさまざまなイベントボランティアがありました。
イベント時のサポート内容
イベントの手伝いでは、例えば、
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出し物の準備・片付け
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子どもたちの誘導
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簡単な作業の補助
など、
裏方作業が中心です。
インラインスケート授業のサポート(低学年)
カナダならではだと感じたのが、
インラインスケートの授業のサポート。
低学年では、
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スケート靴を履かせる
-
プロテクターをつける
といった手助けが必要なため、
保護者ボランティアが募集されていました。
ここでも、
英語力よりも手を動かすサポートが中心でした。
バザー・寄付品整理のボランティア
学校によっては、
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バザーの準備
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寄付された物の整理
といったボランティアもあります。
我が家が参加したものでは、
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服をサイズごとに分ける
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服を畳む
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テーブルに並べる
など、
黙々と作業する内容が多かったです。
英語が得意でなくても、
参加しやすいボランティアだと感じました。
カナダで学校ボランティアをするために必要なもの
無犯罪証明書(警察証明書)が必要
カナダの学校でボランティアをする場合、
**無犯罪証明書(警察証明書)**の提出が必要でした。
これは、
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子どもと接する活動をするため
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安全管理のため
という理由からです。
手続きの流れ
実際の流れは以下の通りです。
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学校に「ボランティアをする旨」を伝える
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学校から**レター(証明書類)**を発行してもらう
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そのレターを持って警察へ行く
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無犯罪証明書を取得
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学校に提出
一度取得すれば、
一定期間は有効だったため、
毎回取り直す必要はありませんでした。
まとめ|できる範囲で参加するのがちょうどいい
海外の学校ボランティアは、
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強制ではない
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できる人が、できるときに参加する
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英語力より「見守り」「作業」が重視される
そんな雰囲気でした。
「英語に自信がないから無理かも」
と感じていても、
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低学年の遠足
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作業系のイベント
から始めてみると、
意外とハードルは低いと感じる方も多いと思います。