場面緘黙の子を説明するときに使いやすい英語フレーズ|海外の先生との面談で役立った表現

海外の学校では、先生との連絡はメールやアプリが中心ですが、
新学年の始まりなどには、面談で直接話す機会があります。

英語での面談は緊張しますが、
あらかじめ「使えるフレーズ」を知っておくだけで、
かなり気持ちが楽になりました。

この記事では、
場面緘黙の子を説明するときに、実際に使った・聞いた英語表現をまとめています。

 

まず伝えた「場面緘黙」についての基本フレーズ

やわらかく伝える言い方(診断を断定しない)

I feel that they show signs of selective mutism.
(場面緘黙症の傾向があるように感じています)

They seem to have traits of selective mutism, especially in school settings.
(特に学校の場面で、場面緘黙の特性が見られます)

 

先生に安心してもらうための一言

場面緘黙を伝えると、
「理解していないのでは?」と心配されることがあります。

そのときによく使ったのが、

They understand everything, but speaking is very difficult for them.
(理解はしていますが、話すことがとても難しいです)

They are not being shy or refusing to speak.
(恥ずかしがっているわけでも、話すのを拒否しているわけでもありません)

It’s anxiety-related.
(不安が関係しています)

 

面談でよく出てきた関連ワードとその説明

They do not have an ADHD diagnosis.
(ADHDの診断は受けていません)

We are still observing, but selective mutism is the main concern.
(まだ様子を見ている段階ですが、主な困りごとは場面緘黙です)

 

HSCは海外でも通じる言葉|意味と伝え方

HSCとは?

**HSC(Highly Sensitive Child)**は、
海外でも広く知られている言葉で、
刺激や感情にとても敏感な気質をもつ子どもを指します。

病名や診断名ではなく、
生まれ持った気質のひとつとして使われています。

音・人の多さ・環境の変化などに影響を受けやすく、
新しい場所や人に慣れるまでに時間がかかる子も多いです。

 

海外の先生にも伝わりやすい理由

HSCという言葉は、
特にカナダやアメリカでは、教育現場でも比較的知られています。

そのため、

They are highly sensitive child.
(彼女はとても敏感な気質を持っています)

と伝えるだけでも、
「配慮が必要な子」という前提で話を聞いてもらえることが多くありました。

 

HSCを補足するときに使いやすい英語表現

HSCだけでは伝わりにくい場合は、
次のような補足を加えると理解されやすくなります。

They get overwhelmed easily in new environments.
(新しい環境では刺激が多く、圧倒されやすいです)

They need more time to feel safe and comfortable.
(安心して過ごせるようになるまでに時間が必要です)

They are very observant and sensitive to sounds and people.
(音や周囲の人にとても敏感です)

 

Social skills について聞かれたとき

They want to play with other children, but they cannot express themselves verbally.
(お友達と遊びたい気持ちはありますが、言葉で表現できません)

Non-verbal communication works better for them.
(言葉以外のコミュニケーションの方が合っています)

 

配慮をお願いするときに使いやすい表現

Please don’t force them to speak.
(無理に話させないでください)

Yes or no questions are easier for them.
(イエス・ノーで答えられる質問の方が楽です)

Gestures or pointing help them a lot.
(ジェスチャーや指差しがとても助けになります)

 

英語が完璧じゃなくても大丈夫だと感じた理由

実際の面談では、
文法が完璧でなくても、
ゆっくり・短く・正直に話すことで、十分伝わりました。

分からない単語があれば、

I’m not sure how to say this in English, but…
(英語でどう言えばいいか分からないのですが…)

と前置きしてから説明することもありました。

 

まとめ|フレーズを知っているだけで安心感が違う

場面緘黙について説明するのは、
親にとっても勇気がいります。

でも、

  • 使いやすいフレーズを用意しておく

  • 完璧を目指さない

  • 子どもの特性を守るために伝える

そう考えることで、面談へのハードルは下がりました。

場面緘黙症(selective mutism)という言葉は海外の教育現場でも広く知られている言葉なので、理解してもらうことは大変ではありませんでした。

▶︎ 場面緘黙の子どもについて先生にどう伝えたか|海外で実践してよかった対応
の記事とあわせて読むと、流れが分かりやすくなります。

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