海外で子育てをしていると、学校生活の中で気になるのが「PTA」の存在ではないでしょうか。
日本では負担が大きいイメージのあるPTAですが、海外では仕組みや関わり方が大きく異なります。
この記事では、
海外の学校におけるPTAの一般的な考え方と、
我が子たちが通っていたカナダのプライベートスクールでの実体験をあわせて紹介します。
これから海外の学校に通う予定の方、PTAに不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
海外の学校におけるPTAの基本的な考え方
海外の学校では、PTAは「参加したい人が参加する」ものという考え方が基本です。
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加入は基本的に任意
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役割の押し付けはない
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学校運営の主体はあくまで学校側
日本のように「全員参加が前提」「断りづらい」という空気はあまり感じませんでした。
海外のPTAでよくある活動内容
学校や国によって違いはありますが、主な活動は以下のようなものです。
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学校イベントの企画・運営
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ボランティアの募集・調整
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フンドレイジング(寄付や販売イベント)
いずれもできる人が、できる範囲で関わるスタイルです。
我が子たちの通っていた学校の場合(カナダ私立校)
我が子たちが通っていた学校には、
PTAという名前の組織はありませんでした。
その代わりに存在していたのが、
**Parent Network(ペアレント・ネットワーク)**という組織です。
このParent Networkは、
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学校イベントの企画
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保護者同士の交流
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定期的なミーティング
などを行う、ゆるやかな保護者ネットワークでした。
クラスには「Class Rep」が1人
各クラスには、**Class Rep(クラス代表の保護者)**が1人いました。
特徴的だったのは、
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保護者の立候補ではない
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基本的に担任の先生が指名
という点です。
「やりたい人が前に出る」というより、
先生が信頼できる保護者に声をかけるという形でした。
Class Repの主な仕事内容
Class Repの役割は、いわゆる「まとめ役」です。
具体的には、
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先生方へのホリデーギフトの取りまとめ
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学校行事のボランティア調整
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クラスのWhatsAppグループ(LINEのようなメッセージアプリ)の作成
などがありました。
どれも学校主導で進み、
保護者に過度な負担がかからないよう配慮されていると感じました。
プライベートスクールならではだと感じた点
プライベートスクールだからこそだと感じた点もあります。
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学校側が全体をしっかり管理している
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先生と保護者の距離が近い
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役割が明確でトラブルになりにくい
「保護者同士で何とかしなければならない」という場面はほとんどありませんでした。
Parent Networkとの関わり方は家庭ごとでOK
Parent Networkへの関わり方は、本当に家庭ごとにさまざまでした。
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積極的にイベントに関わる家庭
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必要な時だけ参加する家庭
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ほとんど関わらない家庭
どのスタイルも尊重されていて、
「参加しない=悪い」という雰囲気は一切ありませんでした。
まとめ|海外のPTAは日本のPTAとは別物
海外の学校におけるPTAや保護者組織は、
日本のPTAとは考え方も仕組みも大きく異なります。
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任意参加が基本
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学校主導で進む
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家庭に合った関わり方でOK
「全部やらなきゃ」と気負う必要はありません。
自分たちの家庭に合った距離感で関わることが、長く続けるコツだと感じています。
具体的にどんなボランティアを行なったかはこちらの記事をご覧いただければと思います。
▶️海外の学校ボランティアって何をする?|カナダの学校で実際に参加した内容



