アメリカのお店に並ぶケーキはどれもとてつもなく甘く、息子に食べさせるには抵抗があったので簡単なお菓子をよく作るようになりました。
アメリカに来た当初は小麦粉の種類がよくわからず、日本食スーパーで日清のクッキングフラワーやカメリアを購入していたのですが、コスパも悪いし、いちいち日本食スーパーに買いに行くのが面倒なので、最近ではアメリカの小麦粉を使うようになりました。
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まだまだ研究中ですが、私が使った粉の体験談をご紹介します。
アメリカの小麦粉の種類
アメリカでは小麦粉といっても、種類もメーカーもすごい数があり、アメリカに来た当初は薄力粉を買おうと思っても、何を買ったらいいかさっぱりわかりませんでした。
私がアメリカでお菓子やパンを作る際によく使う小麦粉がこの3つ!
たんぱく質が高い順に、
・Bread Flour
名前にブレッドと入っている通りパンを作る時に使う強力粉。
・All Purpose Flour
たんぱく質の量がBread FlourとCake Flourの間の小麦粉。我が家ではカップケーキなどのお菓子はこれを使用しています。パンも種類によってはこれで作れるそうです。アメリカのレシピに出てくる小麦粉はだいだいAll Purpose Flourのことを指します。
・Cake Flour
ケーキやクッキーを作る時に使う薄力粉。スポンジケーキやシフォンケーキはAll Purpose FlourよりCake Flourを使ったほうがいいです。ケーキの絵や写真入りの箱で売られているので、当初はケーキミックスだと思っていました。
アメリカの小麦後でパンやお菓子を作ってみました
我が家ではパンを作る時はKing ArthurのオーガニックBread Flourを使用しています
このBread Flourを使って作った丸パンがこちら
日本の小麦粉とほぼ同じレシピで作りましたが、食感やふくらみは問題なく作れました。ただ日本の小麦粉と比べるとちょっと独特の風味を感じる気がします。そんなに気になるほどではありませんが。
All Purpose FlourはBob’s Red Mill Organic Unbleached White All Purpose Flourを使用しています。長い名前ですが、Unbleached Whiteとは無漂白という意味です。
このAll Purpose Flour を使用してつくったマフィンがこちら
薄力粉で作るより重たい食感になりました。スポンジケーキのような軽い食感にしたい場合はAll Purpose Flourはあまり向いていません。ただアメリカのケーキはずっしりとした触感に甘ったるいバタークリームというのが定番なのでAll Purpose Flourで作るケーキが多いと思います。
その他に覚えておくと役に立つのが・・・
・Whole Wheat Flour
日本でいう全粒粉。まだ使ったことはありせんが、こちらではWhole Wheat のパンをとてもよく見かけます。パンケーキ屋さんに行ってもWhole Wheat にしますか?と聞かれるほど!
・Self-Rising Flour
あまり見かけませんが、All Purpose Flourにベーキングパウダーと塩があらかじめ混ぜられている小麦粉です。
おまけに、小麦粉ではないけど…
・ Buckwheat Flour
そば粉。アメリカに来た当初、パンケーキミックスをよくわからず買ったらそば粉だったという経験があったのでご紹介。
アメリカの粉類はまだまだたくさんあります!私も研究中なのでまた詳しくお伝えしていきたいです。
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